ウィルコムの黒耳ことRX430ALを検証、え?性能二倍?
Posted By S.Yamada on 2010年1月31日
はい、明けましたね、おめでとう?冗談じゃないよって当たりで2010年であります。まぁそんな挨拶は置いておくとして、今年もよろしくお願いしますね。
さ、のっけからW-SIMの写真でご機嫌を伺いますよ。
はい、お立会い。左がRX420INこと青耳です。そして右がRX430ALこと黒耳です。手に入れてしまいましたよ、黒耳。「なんだお前、なんだかんだでHYBRID W-ZERO-3を買ったのか?」なんて仰る方もいるかもしれない、いやそうじゃないんだよ、さてお立会い。
実はですな、今更Willcom03を購入してしまいました。その上、黒耳がセットだと聞けば、ちょっとウィルコム端末を使い込んだ者としてはだまっちゃいられません。もう、3、4年近く使い続けたアドエスにもそろそろご隠居頂いて、いよいよ待ちに待った(待ち疲れたという話もw)黒耳に乗り換えても罰ぁ当たらねぇだろと思い、今回思い切って機種変してみました。
さ、そんな話はどうでもいいわけで、もうご存じの方なら何故に黒耳が待ちに待たれていたかはご存知のはず。そう言ってしまえばこれまでのウィルコムのデータ通信、それもW-SIMにおけるその通信速度が計算上、ほぼ2倍になるってのですから、そりゃ食いつきますよ。もちろん、どこでもそうだって話ではなくて、基地局がどんな仕組によるかってのも絡んできます。
よーするに、早くなるんです。なにがって?人の声が二倍速で聞こえるのか?ってそういう話じゃないよのお客さん。あくまでデータ通信。ほら、PHSって遅いイメージあるでしょう?実際、他のモバイルキャリアと比べて遅い部分はあるのだけど、でも皆さんがお使いのいわゆる3.5Gの回線って、ものっすごい不安定で時間か場所で速度も品質もばらばらなのご存知でした?ま、この辺はわかっている方はわかっていると思うし、だからといって他のキャリアさんが駄目って話でも無いし、やっぱPHSは遅いですw。
さ、そんな能書きはどうでもいい。「早くなったってのなら、どんだけ早いのか比較して試してやれ」というのが今回の目論見でございますよお客さん、さあてお立会い。
今回、退役間近のアドエスさんに最後のお仕事をしてもらいました。青耳を刺した状態、黒耳を刺した状態で、「BNRスピードテスト」の画像読み込み版の下り方向スピードテストを行い、どれだけの差が出るかを試してみました。
尚、検証を行ったのは、アキバにあるヨドバシカメラの裏手、有料トイレや喫煙所のあるあたり、と言えばお分かりの方はお分かりかと。ちなみにアキバという場所は、PHSの基地局が都内屈指で密集した場所でもあります。見わたせば、基地局w。
では早速、如何が結果でございます。ちなみに測定用に使用したブラウザはOpera Mobile 10 betaでございます。
| W-SIM機種名 | RX420IN | RX430AL |
| 最高データ転送速度 |
876.34kbps (109.54kB/sec) |
2.20Mbps (275.88kB/sec) |
| 平均データ転送速度 |
582.94kbps (72.86kB/sec) |
1.27Mbps (159.89kB/sec) |
| 転送データ容量 |
558.65kB (111.73kB*5) |
558.65kB (111.73kB*5) |
| 転送時間 | 8.628sec | 4.358sec |
| 測定日時 | 2010/01/30 16:39 | 2010/01/31 16:18 |
さて、こんな結果がでました。でね、俺はなんだかんだで、本職としてこうしう測定でご飯を食べている身でして(方向性はかなり違うけど)、一応プロと言っていいと思います。
ですのでそんな視点から見ますと、正直、ここに並んでいる数字そのもなんかいい加減と言うか、正直どうでもいいというのが感想であります。
いくら場所や時間などに注意したところで、測定サイトの測定方法自体を詳細に検討したわけではないし、明かされている訳でもない。そんなところでの測定結果の数字自体に、あーだこーだ言っても始まらないのであります。だから「わ!メガってあり得ないじゃん!」とかそういうところでやいのやいのと言うつもりはありません。
ではこの測定自体なんの意味があるんだ?って話になります。簡単です。「同じことをやってどれだけの差が出るか」、その一点です。
そんな観点から参りますと、少なくとも今回の測定では、青耳と黒耳では、ほぼ2倍のスピード差を見ることが出来ます。実際、測定している最中でも、明らかに動きが違って見えましたな。
ということで、今回の検証からは「黒耳は時と場所次第では2倍の速度が出る」というのが、とりあえずアキバの一箇所の検証において示されました。これがまた、場所やら何やら変わると、結果も変わるのはモバイル通信の性。
以上、年始一発目のエントリは、こんな味も素っ気もないお話でありました。
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